元販売員が教える。W04をオススメしない理由|WiMAX 2017年 最新機種 Speed Wi-Fi NEXT W04の口コミ/評判/レビュー
2017/02/12
2017年2月よりSpeed Wi-Fi NEXT W04が各プロバイダ会社にて、予約受付を開始しました。
2016年11月に発売されたSpeed Wi-Fi NEXT WX03と同じく、業界最速の440Mbpsです。
しかし、「サクサク動く方が良いし、W04を選ぼう!」と単純に考えている人は危険です。
この記事では、W04をオススメしない理由から、特徴などを幅広く紹介しています。
W04が気になっている人は、この記事を読めばしっかりと理解できるので、是非参考にしてください!
最新機種 Speed Wi-Fi NEXT W04の特徴・スペック
製品名 | Speed Wi-Fi NEXT W04 |
---|---|
製造元 | HUAWEI |
対応ネットワーク |
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質量 | 約140g |
同梱物 |
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外形寸法(mm) | 約H130×W53×D14.2mm |
バッテリー使用時間※3 |
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対応OS | Windows® 10、8.1、8、7、Vista Mac OS Sierra 10.12、Mac OS X 10.11、10.10、10.9、10.8、10.7、10.6、10.5 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯) |
アクセサリ(別売り) |
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Body-SAR値 | 0.553W/kg |
本体色 | グリーン ホワイト |
WiMAX業界で過去最速!
W04は、4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術で下り最大440Mbpsを実現しています。
簡単に言うと、4×4MIMO・キャリアアグリゲーションという通信技術は、それぞれ異なった通信方法ですが、両方とも通信速度が220Mbpsです。
その2つを合算して同時に通信を行うことで、440Mbpsの通信速度を実現しているのです。
ちなみに、この合算する技術が正式にリリースされたのは、2016年なので、現在のWiMAX業界では最新の通信技術です。
通信の「上り・下り」とは?
WiMAXなど、回線の通信には上り・下りという種類があります。
上記で説明した440Mbpsは、「下り」という回線で、サイト・動画などを読み込む時に使う回線になります。
一方、「上り」というのは、画像のアップロード・メールの送信などで使う通信回線になります。
そしてW04は64QAM変調方式という、一番多くの情報を電波に載せて通信できる技術を搭載しているため、他機種よりアップロードなどが3倍近く速い性能となっています。
携帯しやすく持ちやすいスティックデザイン
より携帯しやすく、持ちやすい、幅がスリムなスティックデザインであり、携帯性と操作性を両立しています。
持ちやすさだけでなく操作性も追求し、縦スクロール操作に統一したことで、片手でも操作可能です。
どことなくスマホに近いようなデザインとなっており、機械が苦手な方でも簡単に使うことが出来ます。
以下は操作性が分かる動画です。
用途に応じて通信パフォーマンスを3段階から選択可能
利用シーンに応じた省電力設定が可能となっています。
以下の3パターンから選択することが出来ます。
1.ハイパフォーマンス
最大スペックで、高速通信を楽しみたい時に利用します。
例えば動画などの読み込みに時間がかかる用途の場合に使うのがオススメです。
2.ノーマル
こちらの通信を選択すると、最大9時間はバッテリーが持ちます。
そのため、外出時などで是非利用するのがオススメです。
3.バッテリーセーブ
電池の充電を重視したい時に使う通信です。
外出をしていて、「そろそろ充電が切れそうだが、まだ使いたい」という時に使うのがオススメです。
スマホとタッチでWi-Fi設定
スマホからでも簡単に設定することが出来ます。
カバンの中に入れた状態でも、スマホから設定出来るので凄く便利です。
専用クレードルで宅内も快適に通信
外ではモバイルルーターとして、家では専用クレードル(別売)にセットすればホームルーターとして利用できます。
最新機種のW04は、通信速度が固定回線と変わらないぐらい速くなったので、外出時も家にいる時もモバイルルーターで1本化している人も増えてきています。
【評判・口コミ・レビュー】Speed Wi-Fi NEXT W04
W04は以下の理由から、私はオススメしません。
- 440Mbpsが東京・名古屋・大阪だけ
- WiMAX回線が無い
440Mbpsが東京・名古屋・大阪だけ
W04の一番大きなデメリットは、440Mbpsの通信速度は東京・名古屋・大阪だけということです。
しかも、東京・名古屋・大阪エリアを中心としていますが、実際のところ都心部でしか利用出来ません。
また、現在では、確実に440Mbpsが利用出来る都心部のエリアが公表されていません。
ちなみに440Mbpsが利用出来ないエリアでは、220Mbspまで通信速度が低下します。
WiMAX回線が無い
W04はWiMAX2+の回線を利用できます。
実はここに注意すべきポイントがあります。
WiMAX2+は通信速度が速いですが、通信制限にかかると使い物になりません。
他のWiMAX機種では、WiMAXという回線が利用可能で、こちらの回線は通信制限にかかっても快適な通信速度です。
そのため、他機種では、「WiMAX2+を使って、通信制限にかかったらWiMAXを利用する」という使い方が出来るのです。
なのでWiMAXの回線が利用可能な機種にすべきです。
WX02の方が断然オススメ
機種選びで迷っているのであれば、こちらのSpeed Wi-Fi NEXT WX02が一番オススメです。
こちらの機種は、
- 都会、田舎でも快適
- 業界最速の220Mbps
- 4×4MIMOの通信手段により、建物が多い場所でも通信速度が速い
- 通信料をひと目で表示
- バッテリーが長時間持つ(最大12時間)
などメリットばかりのWiMAXです。
発売も2015年にされたもので、WX03よりは少し古いですが、性能では圧倒的に優れています。
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つまり、テキトーに選ぶと、最大4万円も損をする可能性があるということです。
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